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39 SOW

by FOUR LEAF SOUND

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1.
(谷川俊太郎作『シャガールと木の葉』より) 言葉は種子 いにしえからの大地に眠る 言葉は新芽 赤ん坊の唇に生れる 言葉は蕾 恋人たちの心にひそみ 言葉は花 歌われて大気に開く 言葉は枝 風にのって空をくすぐり 言葉は根っこ ほのかな魂の闇にひろがる 言葉は葉っぱ 枯れて新しい季節にのぞみ 言葉は果実 苦しみの夜に実り 喜びの日々に熟して 限りなく深まる意味で 味わい尽くせぬ微妙な味で 人々の心をむすぶ
2.
Let's Talk 04:46
Let’s talk about it While still awake Let’s talk about it… Leaving fractions inside わだかまる satisfaction cries 黙ることに慣れないで あなたのことが知りたい Bring it onto the table Let’s get out of the fable Get down to the real いびつな感情を Get it unseal 心つなげる とり戻す 当たらず、触らない冷たさに 麻痺してしまう前に Knock, knock, knock, Knock it off 重ならない harmony はもういらない あなたと共鳴したい 不協和音でいい あなたの音が聞きたい Let’s talk about it While still awake Let’s talk about it… Face to face 心ゆるして Words to words 声にのせる Knock, knock, knock, Knock it off きめ込んだ自分は もういらない 響き合って、違い違って 聞き合いながら Sit down at the table 鳴らし続ける Find your words まだここにある内に Find your heart どこかで聞いた phrase は もういらない
3.
夜風に 揺れるあなたの 前髪が見せる 新しい季節に まばたく情熱が その温度を 静かに増す 右に立つあなたを 見上げながら ここにいる 響き合う奇跡に 驚く はまらなかったものが 着地する 灯る 詩に綴る 飛び立つ まっすぐに あなたを見る 惹かれ合いながら 保つこの距離を 焦りや焦がれから 一歩遠のいた この思いを ゆっくりと歩く あなたと生きてみたい まだこの思いを 泳がせるだけ 夜風に 揺れるあなたの 前髪が見せる 新しい季節に まばたく情熱が その温度を 静かに増す 心地いいテンポで 溶ける 穏やかな波 熱い高揚感よりも 深く響く 答えなんていらない ゆっくりと その眼差しを 染み込ませるだけ 高い秋の空 見上げながら あなたをこの目で 追っていたい 過ぎ去る一瞬が 重なった喜び この秋だけでいい それだけでいい
4.
両脇に隠れていた 翼が アスファルトをかすって 伸びる 一瞬であの青の中に 溶け込んでいく 微妙に外れた 何とも言えない 孤独と痛みに 留まり続けるなら 舞い上がる 風にまかせて あのいただきに 登る ひび割れから 流れる涙 大空舞う力に 居心地の悪い この境目の その美しさを 愛でることができるなら “無理” そう思いながらも “手放したい” ぼやきながらも 舞い上がる 風にまかせて あのいただきに 登る ひび割れから 流れる涙 大空舞う力に 両脇に隠れていた 翼が アスファルトをかすって 伸びる 眩しい光の中 あこがれを残して 消えていく ひび割れから 流れる涙 こぼれ落ちて 根を張る

about

(公式SHOPの方がお値段安く+プチ歌詞カードもついてきます。)
fourleafsound.com/product/39-sow/


Monolog こと Yuki Kanesakaが全面プロデュース、
AmPm、向井太一、Friday Night Plans等のプロダクションに関わる、浅田厚志ミキシング、
King Gnu始めFNP、新進気鋭のアーティスト達から信頼を得るWax Alchemyマスタリングの豪華キャスティング。


『39 REST』EPシリーズ Vol.03
『SOW』= "(種を)蒔く"
生きることは種子を蒔くこと。

種子を蒔き続けることは簡単じゃない。無駄に思えたり、傷つくことも多い。蒔いた種子の意味やその意義は、その時には見えないけど、豊かに実ることを祈って、「リアルな等身大」の種子を蒔く。シリーズクライマックスに向けて加速し始めた作品。


~『39 REST』EPシリーズ~
2019年4月から始動したEPシリーズ作品。

個々のEPにはテーマが設けられ、その頭文字をとって『39 REST』


Vol.01『RESOUND (=鳴り響かせる)』
Vol.02『EXPOSE (=むき出しにする)』
Vol.03『SOW (=種子を蒔く)』
Vol.04『TASTE TOGETHER (=共に味わう)』


それぞれの作品にはテーマに沿った楽曲を収録、
アメリカ10年の生活を終え日本帰国、アイデンティティクライシスを通った経験から、「リアルな等身大」で生きるストーリーを紡いでいきます。

特設サイト:
fourleafsound.com/39/

credits

released October 30, 2019

All voices, words and melodies by Murabayashi
Except track01 “言葉は”
Poetry by 谷川俊太郎 (『シャガールと木の葉』より)
All instruments and track arrangements by Yuki Kanesaka aka Monolog @ Komugiko Studio
All tracks mixed by Atsushi Asada @ TUNA CROWD
All tracks mastered by Tamotsu Suwanai @Wax Alchemy

license

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about

FOUR LEAF SOUND Japan

"歌う詩人" ことMurabayashiによるサウンドプロジェクト。ボストン在住のサウンドクリエーター、MonologことYuki Kanesakaとタッグを組み、日常から生まれる、装わない等身大の言葉をヒップホップやジャズ、ソウルミュージックにのせてお届け。言葉を中心においたプロダクションを、自ら「ポエトリーソウル」と呼んでます。

アーティスト名は、幸せの象徴である四つ葉のクローバー = "four-leaf-clover" に由来し、出会った人に何かよいことが起こって欲しいという願いからきている。
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